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あふれることばたち

あふれるきらめき/MANKAI STAGE『A3! 』Film Collection 2019 in kobe 他

予約注文していた円盤やグッズや書籍が続々と届いた8月、供給過多で毎日しんどいです。現場はないのに。現場はないのに…!!

▽キャストサイズ夏の特別号2019


キャスサだろうなとは思っていたけれど、表紙だなんて思わず……
早すぎでは?!と思う気持ちと、でもしっくりきてる気持ち。
予約に予約を重ねていつのまにか複数冊買っててびっくりした。アンケートハガキの存在にも気づいてなかったのに…コワ………
相変わらず美!美!美!という感じでしたが、内容もよかった。舞台界隈を知ってかれこれ5年目、"若手俳優の歩み"みたいなものをそれなりに目にしてきたからこそ感じるものがありました。デジャブに近い何か。それがストレートに紡がれているから、心が洗われる気がする。

にこにこしてしまうのだけど、それを超えてくる熱がある。火で浄化される感じがします。

▽エーステ秋冬公演円盤(ネタバレ有)

好きがいっぱい詰まってた〜〜〜!
エーステが好きだ~~~みんなだいすき。やさしい世界だ。やさしくて熱い世界。それが演劇、なのかもしれない。

現地でもライビュでもフィルコレでも気づかなかったことにたくさん気づくことができて、新たな発見にウワーーてなって。円盤って思い出を反芻するだけのツールではないんだなって実感。
カポネが「ルチアーノ、上っ面だけ見るなと言っただろう」と言ったときのルチアーノの表情がしっかり抜かれてて、万里にはない感情をあらわにするお芝居をしっかり見ることができて、なんだかぐさっと深く刺さりました。

バクステも特典映像もたいへん楽しかったです。
稽古場映像の、今日は役者にとっては緊張感のある日で…みたいなところ。水江万里くんのこちらを射抜くようなきらめきにブワッとなりました。オーディションにつよそう。あのきらめきをもっと浴びたい。

水江くん、ずるいしかっこいいしかわいかったのでバクステ永遠に見ていたい…魅力しかない……

▽エーステフィルムコレクション

8月10日。
昼に秋冬、夜に春単独でした。
過去イチで軽率な遠征。でもすっっごく楽しかった。神戸まで来てよかった!
お昼の回替わり映像が万里だったのも運命だ〜〜〜!って思いました。最高。たった1度きりしか行かなかった秋冬回で、たまたま推しに当たる。運命でしかないね……はっぴ〜〜に生きるおたくなのですぐに運命って言います。
すぐ髪いじったりカメラから目逸らすの、万里〜〜〜;;ってなるし生きてる摂津万里(18)を感じてウワ~~となりました。
いやもう……よかった………ほんとうに神戸まで来てよかった…………ありがとう運命………
夜の春単独の回は真澄でした。泣くかと思いました。オタクだからすぐ息止まっちゃうのだけどまさかここで静止するとは思わなかった。
万里も真澄も、それぞれの公演を経た彼らの言葉にはまんぱに公演の濃密な尊さが込められていた。今思えばこれをエモと呼んでいいのかもしれない。エモかったです。

そして小道具展示。想像以上にエモーショナルを感じた小道具展示。
手錠、引き裂かれた衣装、デューイとランスキーの取引現場を押さえた写真、年季を感じる無間人形、幸の裁縫箱、ミカエルの手紙……小道具の一つ一つに物語がある。あの舞台上に生み出される世界を構成するかけがえのないものたちを目の前にするといちいちぶわあと込み上げるものが止まりませんでした。神戸まで来てよかった…。

そして何より!実際の舞台セットに上がれたのがすっごくいい思い出でした。ステージ上にのぼる機会なんてそうそうない。
あの階段、思っていたよりずっと高さがある。たしかに、1階後方席から観ても舞台上に"階段"を視認するにはあれくらい高くないといけないのかも。前を向いて降りるのが怖かった。あそこで踊ったりアクションしたり…って思うと役者ってすごいなーーー!って改めて感動。実際に立つ人にとっては初歩的なことかもしれないけれど、それがどういうものなのか知るのと知らないのとでは、たぶん違う。
推しが輝いているところがどんな場所か知ることができたのは、貴重な体験でした。何度も言うけどほんとうに神戸まで来た甲斐があった。
あの舞台の上を知ってからDVDで公演を観るとまた違う気持ちになります。ルチアーノが一段飛ばしで動いてるのを見て改めて感動した…脚長いもんね…
あとルチアーノが真ん中の踊り場(?)で地に手をついて一番下まで一気に飛び降りるやつがだいすきなんですが、あれ、すっっっごいね…??!跳び箱四段すら跳べない自分の運動神経と比べるなという話なんだけど………ピカレスクのアクション、全体的にトンデモナイことが起きているなあと思いました。

やっぱり現場が好きだな〜と思ったし神戸まで来てよかった!と思ったフィルコレ。なんと1年以上ぶりの遠征でした。コワ…

▽神戸・北野異人館

新幹線の時間に余裕があったので観光もできました。
www.orandakan.shop-site.jp
炎天下、坂道をのぼってたどり着いたオランダ館。オリジナルの香水を調香してもらいました。血液型、星座や好きな○○といったいくつかの質問に答えて、その人自身の雰囲気を加味して調香してくれる世界にたった一つの香水。好きな季節、音楽、色……推しにまつわる回答をしがちなので、"推しが好きなわたし"の香水になった~~~!とか言ってテンション上がってました。紅茶orコーヒーで迷った末に紅茶を選んでしまったけれど、コーヒーにしておけばよかったな……じっさいどちらも好きです。
"推しが好きなわたし"の香りと"わたしが好きな推し"の香りは世界にたった一つしか存在しない。こういうのに弱すぎる。いつか"わたしが好きな推し"の香りに出会いに行こうと思います。

それからデンマーク館とウィーン・オーストラリアの家に行きました。インペリアルトルテ、おいしかった!

あと道を間違えたがためにふらりと立ち寄ったお店でフランス人の男性店員さんがやたら映えそうな写真を撮ってくださいました。ちょっと高いけどお気に入りになりそうなポーチも買えてまんぞく。


軽率神戸遠征、ほんとうに楽しかった。貴重な体験で溢れていた。
地元から遠く離れた場所ということもあって、遠征現場の非現実性がわたしはだいすき。

そんな高まった気分の勢いで最近はまたいろいろ試みています。好きが溢れてまいにち幸せです。