やさしい世界の行く末/ドラマ「パパ、はじめました」10話感想
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パパはじ10話「あの素晴らしいラーメンをもう一度」感想です。
やさしさのメッセージ
パパはじは癒やしのドラマだけれど、とくに社会に疲れた人間を癒やしてくれる感がある。それはこの作品が何かと寛容性を備えているからなのかな、と思う10話でした。
「パパ、はじめました」10話をYahoo!で配信中。ゲストは鳥越裕貴。メンバーに小山内感あって、なんか落ち着く現場でした。笑
— 橋本和明 (@ftd_kazuaki) November 3, 2019
見所は、なんかギスギスしてる時代だからこそ考えたい、失敗した人間の生き方って?そして、鳥越さんのアゴ力です。みんなイジるの馴れてる。https://t.co/oHzqIOIDrw
ズルをしちゃったら謝ればいいんだよ、ってそれこそギスギスした今の社会において押し潰されそうな考え方だなあって思いました。
不正や違反をしてしまった人が永久に明るい未来を失うことが必ずしもいいとは限らない、むしろそんなことは極力ない方がいいとすらわたしは思っているので、パパはじの世界観を好きになることができたのかなと思います。
そしてその代弁者が大人の誰でもなく子どものひなちゃんであることで、純度の高いメッセージになっていて、いいつくりだな~~なんて思いました。
「ズルをしたら謝ればいい。ひなの友達はみんなそれで許してくれる」
なんてやさしい世界なんだろうね。ひなちゃんは友達にも恵まれている。
人間は誰だってミスをする。そのミスはだいたい確認ミスと判断ミスに分けられる。社会はただでさえミスを許してくれないことが多いけれど、判断ミスにはもっともっと厳しい。でも人間だから判断ミスもすることってあるよね。もちろん絶対にやってはいけないことや許されないこともあるけれど、何もかもがそうではない。やってしまったことは仕方ない、その後が大事。…っていうのは職場でわたしがよく言われることですが(ミスが多い)(がんばれ)、その後ってそうとう厳しくて、でもやさしさがあるから、がんばれるんだよな~~~と思います。
今回のお話においてやさしさはあのカフェの空間だったのだと思います。主にひなちゃんパワー。10話まで見て思うのですが、「大人はむしろ子どもに学ぶ」の要素が濃いドラマですね。
この世界の行く末は
次が最終話だというのにそこをほぼアピールしない次回予告。
終わるの寂しいよ~~~~!!!わたしに楽しい秋を与えてくれたパパはじ、こんなに終わりを寂しく思う作品だとは思っていませんでした。くだらなさとやさしさによる癒やしパワーがすごくて新社会人には効きがよすぎたようです。
そして最終話を目前にして、伏線を次回に持ち越した!最終話目前らしさがある。
ひなちゃんには何か秘密があるのでしょうか。
そして借金は返済できるのか、彼らはこれからどうなっていくのか。
次回、噛み締めて見ようと思います。
今週の麗音くん
話の主軸にはあまり絡んでこないわりに盛りだくさんだった10話。
お顔がいい
いつもいいけど今週とくにビジュアルがつよくなかったですか…?!?終始ビジュアルがよかった…なんで……?
ペペロンチーノバリカタの歌
かなり好き(困惑)
歌詞がどう頑張ってもペペロンチーノだしバリカタなんだけれど曲がそうとう好きでした。たぶんめちゃめちゃ好きな曲です、今回。ペペロンチーノだしバリカタだから分からないのだけど……歌詞のインパクトってすごい……
着こなしが好き
好きです。ほんとうにどんな服も似合う……レシピノートを取るために立ち上がったところでシルエットがよすぎて顔は映っていないのにウワ!!すき!!!!って思いました。シンプルな格好もいいな~~!あとやっぱりゆるめの着こなしがほんとうにお似合いで…すきです……
ひなちゃんと
おててつないでご帰宅なさった……