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あふれることばたち

幸福の最果て/project - as A - 水江建太 × ROCKによせて

幸せでした。ほんとうにありがとう。だいすきだよ。

project - as A - 水江建太 × ROCK
2023年1月11日
2023年1月18日
2days at ZeppYokohama

これまで何度も心から叫んでいるけれど、建太くんのファンでよかった。ほんとうに誇らしい。そして毎回言っているけれど、福岡から横浜まで飛んでよかった。来てよかった!
何度彼のステージを浴びても新鮮にそう感じる。だからずっと推してるんだよね。今日も明日もずーっとだいすきだよって。

今回はそれだけじゃなかった。ちょっとした大きな変化があった。
わたしは彼のことをこれからもきっとずっと応援したいって、ようやく思うことができた。
え、今までは?違ったの?わたしの言動、気持ちを知る人ほどそう思うかもしれない。
今までは、違った。どういうことかというと、音楽ありきで推していた。
音楽をやらなくなったら降り時だって話をしたことが何度かある。出会ったのは舞台。舞台で役を演じているすがたもわたしの好みどストライクで魅せてくれるものが大好きだった。だけど、心のどこかで音楽は絶対条件だった。それはわたしが音楽にかけがえのないものを見出していて、音楽なしでは生きていけないから。そして舞台役者としても好きだと思えるひとがつくる音楽がどんぴしゃで突き刺さって心を動かされたことが自分の中ですごく重たいものだったから。

でもね、きっかけに過ぎなかったんだよ。
わたしにしては長いこと応援してきた。三年半だ。いろんなこと、ほんとうにいろんなことが起こるには十分な月日だ。自分の中にある理由でしんどいこともあったけど、建太くんがくれるものはすべて元気の源だった。
気がつけば好きの欠片が色とりどりにたくさん集まっていた。ぜんぶすき!なんて言っちゃうけど、その正体は"たくさんの好きがある"だ。

どうしてこんなことを考えたかというと、ラスト公演での話で終わりを感じたからだ。
「こうしてみんなの前で歌う機会は減るかもしれない」
ちょっと、衝撃を受けた。
減る、というだけ。でもわたしは建太くんの歌が、音楽が、ライブが好きだから。そこになんとなく執着していて、想定外の情緒のうねりに襲われた。
その前後の言葉も、最後みたいなことを言う……そう思った。会場の一体感も凄まじくて、楽しそうで幸せそうで、余計に。ここが幸せの果てだ。そう感じた。幸せの果てって辿り着けるんだね。なかなか得られない感覚だよ、これ。
もう二度とないステージ。それはいつだってそうなんだけど、みんなきっと心の底からは理解してないよね。次があるって思う、今度も楽しみだって言う、未来を待つ。だけど今回ばかりは"二度とない"って感情が湧いてきた。だって、まるで最後みたいに、歌うから。
最果てみたいな幸福の中、わたしはぐちゃぐちゃの情緒で超速でいろんなことを考えた。
歌わなくなったらどうしよう。
そうとは言っていないのにね。
ステージに立つすがたを見ながら、音を聴きながら、最高に楽しかった3公演を思いながら、答えはするっと出てきた。
歌ってなくても追いかけていたい。

いや、ずっと歌っててほしい。ぜったい歌い続けてほしい。もっとたくさん聴きたい、ライブを浴びたい。
でも、わたしが建太くんを応援する本質はそこじゃないって思った。
人生を変えるくらいの勇気をくれたこと、がんばろうって元気をくれること、いつだって幸せをくれること。そういう意味で「good night」って曲はとくに沁みる。
人生の彩りに不可欠なものをくれて、そして心から尊敬できる人だから。だから、ここまで推してきたんだよ。

いつもありがとう。これからもステージで輝くすがたを、きらめきを、たくさんいただきます。そのぶん、それ以上、なにか返せていたらうれしいな。もらうものがあまりに大きくて、返せるものなんて微々たるものだろうけれど。知り続けたいし、好きを叫び、届けていきたい。どうかほんのすこしでも光になれたら。

やっと相思相愛になれた気がするよ。だいすきだって言ってくれたけど、こっちこそ、だいすきだよーー!って白い光に乗せて届いてたらいいな。

なんだか語っていることはいつもと変わらない気がする。ほんとうはずっと分かっていたのかも。こうして自分の気持ちに気づいて、言葉にすることができたというだけ。でもそれは大きいよね。

今冷静に考えれば、次が決まっていないというだけなのかもしれない。役者としてのスケジュールが詰まっているのかなとも感じた。活躍する年にするって言ってたし。
そういえば初日に、また最高のライブ作るからって言ってたし!勢いで言っていた気がするからたとえ先が決まってなくても気持ちとしてはまたライブやるんでしょ!楽しみにしてるよ、また行くよ!

そして思うよ。やっぱり、ファンでいることって運命じゃない?
素敵な人は世界中にたくさんいる。その中で縁があって出会って、好きだなーってぼんやり感じて、感性や考え方に自分自身と近いものを感じて尊敬して、波長が合うから心地よい。奇跡の積み重ねをいくつも感じてきた。いい人、素敵な人なら誰でもいいなんてことはない。だから運命なんだよ。大袈裟なんかじゃない、心の底からそう言える。

音楽はその人自身を表している。音楽じゃなきゃ交わせないものがある。音楽は運命を表す。音楽が好きということはとても大きい。
どの曲も、まるで、わたしを知っているみたいだった。

ここでようやく、ライブの話をしよう。笑
どうしようかな、あえて全曲は語らない。記憶を大切に、思いのままに憶えていよう。
建太くんらしいロックだった。ばちばちに尖った感じの曲も初っ端からぶちかましてくれて、ほんっっとに最高。尖ってると言っても、なんかもうむちゃくちゃ前向きでまっすぐなんだよね、うれしくなるくらい。そのまま突っ走っててほしいし、わたしもそうやって突っ走ろうって思った。
世の中いろんなことがあるしいろんなことを考える人がいるけどさ、建太くんのその強さを音楽を通して知れてよかった。ロックって最高!!
曲調、雰囲気の強さ、ぜんぶぜんぶわたしの好きなロックだった。建太くんが作る曲だから好きなのではなく(もちろんそれはあたりまえにあるけど!)、わたしの好きに建太くんの曲がどんぴしゃでハマる感じ。運命だよね。
ギターボーカルもあまりにもかっこよかった。ただただかっこいい、純粋に恋。
そういえば2公演目くらいでギターのアンプ?機材で調整するのに足で踏む瞬間(演奏は疎くて何も分からない)になんかぎゅんってきた。言葉あってる?笑
blue noteは学祭で歌っててほしいっていい意味で思った。理想郷みたいな映画の世界で、体育館だったりちいさなライブハウスだったりで舞台の下から恋するんだよ。それでいてレ◯大取れるよって思ったよね。blue note、nowhereはレ◯大曲だよね(伝わってほしい)

まるでわたしのことを知っているみたい。それは音楽を好きになる理由のひとつだと思う。そして出会えたことが奇跡で、運命で…という証明になる感情。*1
自分の人生に突き刺さるような歌詞、旋律。わたしにとってはこれからのキャリアや夢、今やろうとしていること、挑戦…そういうものに大きな勇気をくれる曲があまりに多い。
自分自身と重ねて。どの曲もまっすぐにいろいろなかたちで響いてきて。ほんとう、出会えて幸せだ。

これまでたくさんの音楽を聴いてきた。はじめは数えられるくらいだったように思う。いつのまにか増えていった。多くの旋律を聴かせてもらった。どの曲も好きだ。その中で印象深い曲というか、情緒に深く突き刺さる曲がいくつかある。
そのひとつが「モノクロ」デビュー前くらいからの曲らしい。すこしずつかたちを変えていって、今回こうして音源になり、ライブで歌ってくれた。音楽をつくる人の、自分の曲を手の中で変えていく感じ。その様が好きだから、この話を聴いてうれしかった。音楽はけして一定ではない。変わっていく。そのゆったりとした変化を感じるのも好きだ。
そしてアーティストが言う"付き合いの長い曲"というのはもれなくファンも思い入れがあるもので。
わたしが初めて聴いたのは2020年3月だ。あの日のこともよく覚えている。ニコ生の配信だったけど、びっくりするくらい幸せ空間だったよね。彼を推していると定期的にある、情緒に涙が滲むような幸せ空間。ほんとういい曲で、こんなにも心がふるえるんだっておどろいて。旋律も歌詞もやさしくてきれいで、芯もあって。
昨年、あれから歌詞がすこし変わったんだって聴かせてくれた。変わりゆくひとつの音楽を実感したのははじめてだった。ファンになって月日をいくつか重ねていたこともあって、なんだかものすごく、噛み締めるように聴いた。
そして今回だ。もう言葉にできない。ただひたすら、よかった、だいすきだ。
"世界は色づいていった"のところで虹色のスポットライトが建太くんに集まっていくように照らされる演出で胸がいっぱいになっていろいろ溢れそうだったな。
この曲に関してはひとつの結末みたいなものがここに定められたのかなあって思わずにはいられない。音源化したことも含め、今回のライブで歌ってくれた理由をいろいろ考えちゃう。
サブスクで配信がはじまった音源も、声があまりにもやさしくてきれいで。今もずーっとリピートしているけれど、ほんと泣いちゃいそう。好きでよかったなあ。
はじめて聴いたあの頃と今ではわたしも建太くんも、このちいさな世界のいろんなことも、変わったけれど。それでも変わらないものがある。それを感じさせてくれる。わたしにとっても大切な曲だよ。

思い入れのある曲のもうひとつで、「cassis」がある。
18日のアンコール弾き語りで歌ってくれて、うれしかった。個人的に、この曲を聴きたいひとって一定数いると思う。根拠とか理由とかないけど、なんとなく。わたしにとっては建太くんを応援したいなって思うきっかけになった曲。今ではいくつもある曲の中で、いちばん最初に聴いた曲だ。好きっていうのはけっきょく直感だと思う。直感で好きだって感じて、惹かれて。そうして今がある。この曲を聴くことって少なくて、でもやっぱりとくべつで。それは個人的な感情で。
推しとファンと音楽っていう三角関係の中でみんなそれぞれ物語を持っていると思う。人それぞれに思い入れのある曲がある。それでもやっぱり感情ってどこかに重く乗っかるのかな。
その上で考える、今回どうしてこの曲を歌ってくれたんだろうって。答えなんて一生出ないだろうけど。なんだろう。ともあれ、ただただうれしかったな。感慨深い。

あともうひとつ語っておきたい、思い入れのある曲が「mercy」
みんな好きよね!ラスト公演のWコールで何も持たずに(?)出てきちゃったからって、挨拶するのもなんだかってことでその場で歌ってくれた。
イントロだけでわたしも周りもみんなハッと光を構えてた。笑
手拍子、むずかしかったけど楽しかったな。弾き語りで、打ち合わせなんてなしで(客席との打ち合わせがないのは当然わかった上でのこの表現)、手拍子が起こるのすごいよね。あの一体感すごかったな。
挨拶するのも…で一曲歌おうかってなるところがほんと素敵。やっぱり音楽が絶対的にそばにあるんだろうなってうれしくなっちゃった。

3公演ともYuさんが登場されて(!)、18日には建太くんがライブをつくる上で一番にファンのことを考えてるって話をしてくれた。きっとそういう人だってもう分かっていても第三者の目線でそう聞けるのはやっぱりうれしいね。
どの曲も、そして演出、セトリも、わたしたちのことを考えられている。とすると…なんて考えてしまう。どうしてあの曲を歌ってくれたんだろう、とか。もちろん、いろいろ伝わってきて、幸せになって…というのはしみじみと感じている。

なんというか、もうとにかく、わたしたちって相思相愛だよね…………
みんな建太くんのことが大好きなんだっていうのがあのライブ空間に満ちていたし。それは11日初日公演のアンコールで着席でゆるゆるとみんな思い思いに彼の音楽に浸っているのを肌で感じて思った。それに18日の2公演とも奇跡が起きているような一体感があって。

18日は昼公演で幸せが突き抜けててラストどうなるのよって感じだった。そして夜、ラスト。ここが幸福の最果てだって感覚に陥った。そうそうたどり着ける場所じゃない。
あの幸せ空間をつくったのは紛れもなく建太くんだよ。
ファンサありの舞台作品(つまり他にも演者がいて客席は自分のファンだけではない状況)だと、見つけ出して視線をくれる人なんだけど。ソロイベって客席みんな自分のファンだからそれってむずかしいというか、あまり現実的ではない…と思っていて。
でも今回のラストさ、ひとりひとりを見てるって感じた。すごかった。なんかあっちの方見てるなあって思ったらこっちを見て、一瞬目が合って、見渡してて……みたいな…………うまく言葉にできないからこの体感を分け与えて感じてほしい……
これ以上ないくらいの幸せの最果てにたどり着くとそこが天井で、だから終わりを感じるのかな。
永遠なんてない、それを実感した。永遠なんてものはありえなくて、今この瞬間は二度となくて。だけど思い出は永遠だよね。ラスト公演、アンコールラストの「good night」のときにこれで本当に最後の曲です、思い出を持ち帰ってくださいって言われて、ぎゅっとなった。"思い出"って言葉、ともすれば強いよね。あの瞬間が二度とないことをみんな知っていたみたいだった。

今回のライブ、途中からいろいろと想定外だったんじゃないかな。想定外の幸福というか。こんなにすごいとは思わなかった。言葉にできない、あの空間で生まれた二度とない幸福の最果て。奇跡が起こるって言葉はファンタジーなんかじゃない、心の底からまっすぐにそう言える。そういうライブだった。

最高に楽しそうで、幸せそうで、わたしもとっっっっても幸せで!
今日も明日もこれからも、ずっとだいすきだよ。
ステージに立つ建太くんの輝きが、きらめきが。そして音楽に現れている人柄、まっすぐで熱くて、きれいでやさしくて。ぜんぶだいすきです。

いつもたくさんの幸せをありがとう!最高のロックでした!

みんな聴いてね。

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P.S.おみくじを引く習慣はあまりないけど笑、グッズで出してくれるなら絶対に引くよ!

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今思うことを書きなぐったから、ひとまずこれで。あとはTwitterでつぶやいています、たぶん。
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*1:"わたしのことを知っているみたい"という言い回しは某Re:valeの物語で覚えた。モモのユキに対する感情は、わたしの建太くんへの感情に重なる。