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あふれることばたち

動き出したメロディ/ドラマ「M~愛すべき人がいて~」4話感想

楽しみにしていたドラマがいくつか延期になっていましたが、どれも初回放送日が決まりました。
4話以降放送延期になっていた「M 愛すべき人がいて」も再開。
誰かを演じる推しの姿を目にできることに、純粋なよろこびを感じています。

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abema.tv

今回の尚樹さん。
いつものバーが最近よくあるアングルで映って、今日は何を歌うのだろう……と思ったら喋り始めた!(!)ちょっとびっくり。
今回は、どうしてだろう、どきどきしました。

アユのプロモーションに10億かけるマサさんに、業界ではこう言われてるみたいですよ、と"事実"だけを伝えて、他の大人たちのように呆れることなく淡々と、でも冷たくはない温度でゆっくりと問いかける。
そういうところが"バーのマスター"だなってまた思いました。
もう何度も言っているけれど、ドラマにおける"バーのマスター"って主人公を決して拒まない絶対的な味方という役割があると思うんです。他の人がいるときのようなハラハラ感がないからバーのシーンだけは落ち着いて見ることができる。作品の中で心を休めることができる時間。
それから感情の整理を手助けしてくれる存在でもある。……というのは今回見ていて思いました。そういえばそうだなあって。
マスターらしいお仕事はたしかにしていないけれど、マスターの役割は果たしている。今週もしっかりそう感じました。

あと言葉の紡ぎ方と表情のつくり方、うごきが好きです。
「女に惚れてカンが狂った、って」のところ、一音一音がしっかり紡がれていることにちゃんと意味を感じる。
それから、業界の噂に笑ってしまおうとするマサさんに対して、どうなんですかって真剣に問おうとする尚樹さん。
マサさんに鋭い物言いができるひとなんですね。でもおだやかさは失っていなくて。そして若さが絶妙にいい味を出している。そういうバランスが人間味を形成している。らしさをつくっている、そんなふうに思います。若くしてマサ専務にああやって接することができるバーのマスターってすごいなあってしみじみしちゃいます。
「恋煩い」の言い方と、そのあとの「女に惚れて~」のくだりになぜかどきどきして、そのことにおどろきました。いつもいつも知らない気持ちにさせられる。これはいったいなんだろう?推しに対する感受性が振り切れている自覚はある。でも不思議な力があるなあってずっと思っています。

それと、細部まで丁寧に演じる人だな〜っていう印象が沸いてきました。すきがなくて、どこまでも尚樹さんで。
なんだろうな~~~すごい!なんかほんとうにすごい。あの一瞬一瞬に惹き込まれてしまう。推しだから贔屓目もあるかもしれないですが、それにしたってすごい。むしろ推しだからこそよく知っているそのひとがどこにもいなくて尚樹さんでしかないことに、すごいなあって感じます。

毎話恒例のヒットソングカバー弾き語り、今回はLA・LA・LA LOVE SONGでした。うれしい。タイミングに脈絡がなさすぎてびっくりしたけれど。笑
今回、歌も演技もだいすきだーって思いました。触れることができるよろこびを今噛み締めています。

ただやっぱり、このドラマはしんどいです。ネットでの笑いを取ろうとしているのが分かりやすくて、どなたかがツイートしていたけれど「あざとい」。でもまあ、そこは好き嫌いの話。わたしはただただやさしい世界がすきだから、物語にもそういう価値観を求めがちなだけ。だからこそゆるせないラインはあって、許容範囲を超えつつあるのを感じています。

しんどいなら無理して見なくてもいいとは思いますが、無理するもなにも、推しが出てるから見ているのではなく、推しが見たいと思わせてくれるから見ているのです。

以前の配信で虹がどうやらツボにはまったらしい様子を見ていたので、今回夜空に虹がかかったときはもしかして同じところで笑っているかなあなんて考えちゃって、それが楽しかった。
推しがいるからこその楽しみ方ってある。今後も建太くんのファンとしてこのドラマを見ていこうと思います。
尚樹さんの人物像もだんだん分かってきました。まだうまく言葉にはできないですが。
どんな役作りをしたのか最後に答え合わせをしようと言っていたのがなんだか意外に感じて、ずっと気になっています。
全部終わったらわたしもしっかり言葉にできるといいな。

ドラマ放送延期という今までにない事態を経て、お芝居に触れることができる幸せを感じています。
当たり前だったかもしれないけれど当たり前じゃなくなったこと。あるいは最初から当たり前ではなかったこと。なんにせよ、かけがえのないことだとわたしは思います。見せてくれる一瞬一瞬をしっかりと受け止める。今後も大切にしていきたいです。改めてそう思った放送再開でした。

odaibako.net

ひみつを叫ぶ/2020年5月

ファンしか知らないようなことってすべからくあると思うのですが、建太くんはそれが顕著なのかなと思っています。
応援しているからこそ知れたことや感情を自分の胸のうちで大切にしたいと同時にこんなに素敵な人なんだよ!と叫びたい気持ちもあります。
ただそれは、この通りわたしが推しに関してはきらきらとした"好き"にあふれてハッピーに生きているだけで伝わってほしい。ブログやTwitterなど公開SNSで推し事の様子を綴るのなら、わたし自身のハッピーを通して推しのことも素敵な人だと思われたいのです。もしそう感じてもらえているのならこれ以上なくうれしいです。
でもそれはそれとして直接知ってほしいこともある。何かというと、シアコンの応援トークライブを見てほしいです。わたしがずっとすきでいられる、応援したいと思わされる理由がぎゅーっと詰まっています。


相変わらずずっと好きだったし、しっかりと噛みしめることもできた、そんな5月まとめです。

▽ 0501/ドラマ「M 愛すべき人がいて」ZOOMバーチャル背景


推しがZOOM背景になるなんて思いもしなかった。
名セリフつきと言うけれど、尚樹さんはセリフですらないんですよね。
まさかの本人ニコ生発祥の「マスター仕事して」
ドラマ公式が先かと思っていたら、配信の方が先だったようで…
制作スタッフが見ている…?

▽ 0502/ドラマ「M 愛すべき人がいて」3話

pimyx.hateblo.jp


このツイートを見て一気に元気出た。笑

▽ 0508/ドラマ「M 愛すべき人がいて」マサさんのインスタ

www.instagram.com
ぜんぜん内容関係ないんですがこういう動画って恥ずかしくて直視できなくないですか?

▽ 0510/


やさしい歌声がすき。

▽ 0515/牧島輝くんインスタストーリー

牧島くんの質問返しのストーリーで"食べちゃいたいくらい可愛い"って言われていました。

▽ 0517/シアターコンプレックス応援トークライブ


応援していてよかったというだけでなく、もっと応援したいと思わされました。
アーティストの夢と役者業について、今ちゃんと聞けてよかったな。
きっとこれからもいろんなことに挑戦していくのかなあって。その姿を見ていたい。
考えていることをありのまま綴ってくださるところも好きだなと思いました。

▽ 0517/けむたすCafe#6

sp.ch.nicovideo.jp
シアコンが押して終了後5分足らずでの開始だったのに、みんなの気分が変わるようにって服を着替えてきた…!!
そんなちょっとした気遣いに、いつもおどろかされてばかりです。
だからこそやさしさに包まれた世界であってほしいなと願ってしまう。

そういえばYouTubeに弾き語りの動画をひっそりあげていたようでした。*1いきなりたくさん聴けてうれしかった…
このことについて"ひみつ"という言葉を使っていたのがいいなあと思いました。ひみつっていいよね。
応援しているわたしたちだけに教えてくれるひみつ。わくわくします。

▽ 0530/銃兎さんお誕生日


美を突き詰めれば恐怖となると言いますが、それに近いものを感じました。
建太くんを通して銃兎さんに出会えてよかった。おめでとうございます!

▽ 0531

ameblo.jp
とっきーのご飯ブログが好きで時々(うっかり夜中に)見に行っています。
エピソードがおもしろくてほっこりした。

まとめ

ドラマも放送延期になってしまい今月はおうちで推し事もあまりなく…かと思いきや17日の配信2本立てがかなり濃かったです。
そろそろまた聞きたいと思っていた話を聞くことができた。そんな感じ。もっと応援するぞー!と思えました。
未発表の何かの気配も感じますし、きっとこれからもしあわせなおどろきをくれるんだろうな、と思います。
そういう感覚的なものも含め、推しとファンの間にはいくつもの素敵なひみつがあふれているのかも。
推し(概念)がいない生活は考えられないというか、なくてはならない彩りだなあと考える今日この頃です。

odaibako.net

*1:今は少し休憩ということで非公開になっています。